何かに依存すること
プロフェッショナル仕事の流儀にて、アルコール・薬物・ギャンブル依存症についての密着を見ました。
仕事、家庭、生活が崩壊していく様を見て、やっぱり依存症は大変だなぁと他人事で見ていたのだけれど、よく考えると、他人事では済まないんですよね。
薬物といった極端な例でこそないものの、程度の差はあれ人は何かに依存しています。
コミュニティ、人間関係、夢、金…
進撃の巨人の表現を借りるなら、
「みんな何か酔っぱらってねぇとやってられなかったんだ」
ってやつですね。
依存しすぎないために、何が必要か、何が大事なのかを考えました。
結果、「その依存対象の本来の目的は何なのか」ということを考えることが大事なのでは、という結論に達しました。
お酒を例にして、噛み砕いていえば
・酒を飲む目的は何なのか
を考えることで、依存を避けられるということです。
友人と楽しくおしゃべりすることが目的なら、もしかしたらお酒は必要ないかもしれないし。
ストレス発散なら、もっと健康的な方法があるかもしれない。
目的があって、手段があるはずが、大抵の依存というのは手段が目的化してしまっていることが多いです。
その目的をしっかりと明確にし、それを達成する手段はどんなものがあるのか、ということを考えるの大切だなぁと思いました。
当然、番組で扱っていたような依存症は、
「やめたくてもやめられない」というような状況になっていますし、身体的な機能にも支障が出ているケースがありますから、簡単にはやめられないでしょう。
が、そういった段階になる前であれば、こういった方法で過度な依存を避けることが大事だなと思いました。