#1 ディアブロ3に見るハクスラの神髄

友人のひかる(@Fujiwarach)さんから紹介されて最近遊んでいるディアブロ3。

本シリーズはもともと有名ですが,当初はプレイするのを尻込みしていたのを覚えてます。

 

理由としては,

チュートリアルが比較的不親切な洋ゲー自体をあまり遊んでこなかったこと

ハクスラと呼ばれるシステムも今まで遊んでこなかったこと

らへんでしょうか。

 

少しだけ説明を補足すると,ハクスラとは,ストーリーなどではなく,戦闘そのものがゲームの主目的となっており,戦闘を重ねてキャラクターを強化し,更に強い敵を倒す…というゲームシステムのこと

 

話を洋ゲーに戻しますが,

最近は比較的UIもよく,親切なものも増えましたが,少し前の洋ゲーといえば,プレイヤーは何の説明もなしにゲーム世界に放り込まれ,さぁ遊んでみろ!といわんばかりのものばかり。

プレイして少しずつシステムがわかっていく設計ならまだしも,たいていはそうじゃありません。

なのに最初から,「システムのことはもうわかってるよね?」という前提で始まる。

 

あの感じが苦手でした。

2012年発売の本作も例に漏れず不親切です。

正直友人と一緒にプレイしなければ,ある程度進めて放り投げていたかもしれない。

ですが進めていくとあら不思議,さすがに金と時間を膨大につぎ込んで作っている超大作だけあって,上記の不満点を補って余りある面白さがありました。

 

プレイしていて思ったのは圧倒的なカスタマイズ性。

通常のストーリークリアまでは,他のRPGとあまり変わらないどころか,個人的には話も割かし単調だし(洋ゲー特有の語り口が頭に入ってこないのもありますが…),アクション等も大味で,可もなく不可もなく,という感じ。

でも,ストーリークリア後,どんどん要素が解放されてくると,ゲーム性そのものが一変します。

レジェンダリー武器という,いわゆるレア度の高い武器には固有のスキルが付与されており,そのスキルをその武器から抽出し,パッシブスキル化できるんです。

 

固有名詞をたくさん使ってしまい,混乱するかもしれませんが,分かる人には分かるでしょう。

そしてこのレジェンダリー武器は非常に数が多いですし,自分の戦法やスタイルによって,どのスキルをパッシブ化するか,どの装備と組みあわせるか,というカスタマイズの選択肢が膨大にあります。

 

そうやっていくと,どんどん攻撃力が強くなっていき,最初はダメージが3とか4とかだったのに,今では一発で10億(=1,000M)単位で出せます。

 

グレーターリフトと呼ばれる,本作のやりこみ要素の上限レベルが,現段階で150Lvありまして,僕は今30Lvがいところなので,このダメージ量はまだまだ通過点ということ…

これは沼ですね…

 

楽しいのも結構ですが,やりすぎ注意!寝不足注意!ということで,家族へのサポートが後手に回りがちなので,バランスを取りながら,ぼちぼちディアブロの世界に潜りたいと思います。